第3回:『国産』表示のキャットフードが危険と言われているのはなぜ?

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[st-kaiwa6]キャットフードの裏面を見ると、原産国がいろいろあります。私達が食べる食材は国産ものの方が高いのに、キャットフードは国産の方が安いです。しかも国産キャットフードは危険と聞いたんですけど・・・[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa1 r]キャットフードに書かれている”国産”というのは、単に最終工程をした場所ということにすぎないの。だから、原材料は中国など外国のものを使っていたりすることもあるわ。残念ながらキャットフードで使われている原材料1つ1つが日本産というわけではないのよ[/st-kaiwa1]

[st-kaiwa6]そうだったんですか・・・!国産と外国産があったら国産の方が安全だと思っていました・・・[/st-kaiwa6]

[st-kaiwa4]ドラッグストアーなどで市販されているキャットフードて、国産のものが多いわよね。でも原材料を見ると粗悪なものが使われていたり、危険な添加物が入っていたりするものも多いの。

今日は国産のキャットフードについて簡単に教えるわ[/st-kaiwa4]

『国産』キャットフードは危険!?外国産の方が安全と言われているのはなぜ?

それは、品質のよい国産キャットフードが、明らかに少ないからです。

私達人間が食べる食べ物は、”国産モノの方が安心・安全”というイメージがあります。実際スーパーに行くと、輸入オレンジには防カビ剤が使われている一方で、国産オレンジは防カビ剤が使われていない代わりに価格が高いということ、目にしたことがあると思います。

でも、ことキャットフードに関してはこの考え方は捨ててください。

残念ながら、”国産キャットフード=安全”ではありません。

それは、キャットフードの原産国というのは、最終工程を行った場所にすぎないからです。つまり原材料1つ1つが国産というわけではありません。むしろ安い価格帯の国産キャットフードは、原材料が国産ではない可能性の方が圧倒的に高いのが現実なんです・・・。

品質のよい国産キャットフードが少なすぎるわけ

では、どうして品質のよい国産キャットフードが少なすぎるのでしょう?

その背景として考えられることは、日本でのキャットフードの位置づけにあるように思います。日本ではキャットフードは食品ではなく”雑貨”として扱われています。なので品質よりも利益を追求すれば、人間の食品には使ってはいけない添加物をキャットフードに添加することもできるし、人間が食べられない部位を使ってキャットフードを作ることもできてしまうのです。

現実として、粗悪な原材料・危険な添加物が入っているキャットフードが国産には多いのです・・・

キャットフードは世界標準のAAFCOという基準を元に作られています。これは国産キャットフードも外国産キャットフードも同じです。しかしAAFCO基準で作られていれば、安心安全なキャットフードというわけではありません。AAFCO基準は最低限で、問題は原材料の質がよいかどうかです。

外国産のキャットフードの方が安全と言われているのは、日本に入ってくる外国産のキャットフードの方が国産のものより良いからそう言われていると私は考えています。実際に動物病院で使用している療養食は、国産ではなく外国産のキャットフードです。つまり外国産キャットフードの方が栄養面でも優れているということです。

しかしこれも、外国産のものが全て国産キャットフードより優れているというわけではありません。中にはプレミアムフードをうたっている外国産のキャットフードに、危険な添加物が使われているものもあります。

しかし割合で考えた時に、現在市販されている国産キャットフードの質は悪すぎです!安かろう、悪かろうで、とても自分の猫には食べさせたくないものが多いです・・・

国産キャットフードのメリット

国産キャットフードのデメリットを書きましたが、反対に国産であるがゆえのメリットもあります。国産だからこそのメリットを3つ、まとめてみました。

水が安全

世界中を見渡すと、蛇口をひねって水道から安全な水が出てくる国というのは、とても少ないです。

日本は数少ない水が安全な国ですから、水分量が75%程度使われるウェットフードに関しては、国産にこだわってもいいでしょう。ウェットフードはドライフードよりも添加物が少ないものが多いのもよいですね。

食材を洗ったり機械を洗浄したりと、キャットフードを作る工程で、水は必ず使います。なので、水が安全というのは国産である大きなメリットですね。

輸送に時間がかからない

国産キャットフードの場合、日本で生活している私達のもとにキャットフードが届くまでに時間がかかりません。

外国産のものは船で輸送したり、それこそ熱い赤道付近を通過して日本に到着するキャットフードもあります。そういうものは製造から私達の元に届くまでにどうしても時間がかかってしまいます。

その点、国産のものなら製造から時間がかからずに私達の手元に届くことが可能です。

なので普通に考えると、輸送に時間がかかる外国産キャットフードの方が添加物をたくさん使って酸化を防ぐ必要がありそうですが、実際にはその逆で外国産キャットフードの方が天然由来の酸化防止剤を使っていたりと工夫がなされています。

私の推測ですが、その背景として”外国はキャットフードが食品として扱われていて、日本は雑貨扱い”だからでしょうか・・・?

ラインナップが豊富

外国産のキャットフードは1種類オールステージ用のものが多いです。中には本国では子猫用、成猫用、シニア用と分かれているキャットフードでも、日本輸出用に作られたものは1種類のオールステージ用となっているものもあります。

ある程度キャットフードの種類を絞ることで、高額になりすぎないように工夫されているのかもしれませんが、理想を言えば主原料の味が豊富だったり年齢別に分かれている方が、飼い主としては嬉しいです。しかしそれはキャットフードの銘柄を固定せずローテーションさせていくことで、対処可能です。

年齢別、猫種別、毛玉対応や特定疾患別などラインナップが豊富なのは、国産キャットフードのメリットです。

国産キャットフードを選ぶときのポイント

国産キャットフードを選ぶときのポイントは、こちらの5つです。

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  • 当然、「総合栄養食」を選ぶ
  • 原材料を見る
  • できるだけ「グレインフリー(穀物不使用)」を選ぶ
  • 添加物が少ないものを選ぶ
  • CMや知名度、キャッチコピーに踊らされない[/st-square-checkbox]

ポイントは原産国にとらわれないこと。

特に国産キャットフードはTVCMでがんがん宣伝しているため認知度が高いです。「猫大好き〜」とか「猫まっしぐら」とか昔から誰もが知っているキャッチコピーも多いですよね。

しかし広告費にお金をかけて原材料にお金を使っていないキャットフードではなく、認知度が低くても原材料にお金を使っているキャットフードを選びましょう。純粋に原材料を見て良いと思ったものを買いましょう。

それが国産か外国産かは二の次です。

国産キャットフードで安全なものはどれ?

[st-kaiwa6]とは言っても猫を飼いはじめたばかりで、キャットフードを見極めるのは難しいです・・・[/st-kaiwa6]

では私が「これならいいな」と思っている国産キャットフードを、参考までに別記事で紹介しますね。

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よかったら参考にしてください。

まとめ

今日は「国産キャットフードが危険」と言われている理由について書きました。

キャットフードに関しては、残念ながら『国産だから安心』という考え方は当てはまりません。しかし国産だから危険というのではなく、品質の良い国産キャットフードが明らかに少ないというだけです。

特にホームセンターなどで安価で販売している国産のキャットフードは、原材料が国産ではない可能性が高く、また原材料に不安が残るものが多いので注意してください。

その一方で国産だからこそのメリットが、国産キャットフードにはあります。

水が安心できることと、輸送費が輸入ものよりかからないのは大きなメリット。少しずつですが国産キャットフードで品質の良いものが販売されはじめています。国産キャットフードは、今後に期待しましょう!

\ 第4回はこちらから読めます /

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kumi

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